小沢一郎と日本の国際貢献③
素直にそう思えない人たち … そういう人たちというのは、大概、日本の戦争を第二次世界大戦とか太平洋戦争とかではなく「大東亜戦争」と呼びたがる人たちで、要するにあの戦争は日本だけが悪いのではないし、日本は戦争するしか道が無かったというわけです。わたしは、そういう人たちに先ずいいたいことは、日本はあの戦争で、国民が一丸となって戦って、最後は徹底的にやられて、見事に負けたんです。そして、整然となんの文句もいわず、アメリカの占領を受け入れたのです。その日本人の振るまいの潔さというのは、見事だし、立派だし、美しいし、それこそが大和魂、大和心ではありませんか。アメリカの戦争のやりかたというのは、それは酷いもので、日本の敗戦が決定的であるのに、東京大空襲であるとか、広島、長崎の原爆投下であるとか、戦争であっても許されない大殺戮をアメリカはしているのです。それでも、その時の日本人は堪えたのです。わたしはそういう日本人を誇りに思います。わたしはそう思えばそれで十分だと思うし、そうであれば、靖国問題で中国や韓国に何を言われても癇にさわることもないでしょう。先に書いたように、日本人であるとか、外国の人であるとかでなく、犠牲になって死んでいったすべての人に向けて日本人は戦争責任があるのです。だからこそ、どうしてあんな無謀な戦争をしたのか、どうして戦争を回避することができなかったのか、どうしたら、もっと早く和平ができなかたのか、そういうことを、科学的に実証的に解明しなければならないのです。そのためには、日本人の精神性の負の部分として、目を背けずにしっかり反省しなければならないことが当然でてくるわけです。
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